用言(動詞、形容詞、形容動詞)とは
今回は「用言」について学んでいきましょう。
「用言」とは、動詞、形容詞、形容動詞のことをさします。
動詞、形容詞、形容動詞の詳しい説明はあとできちんと解説しますね。
ここではさらっと抑えておきましょう。
用言は、「自立語」で「活用がある」単語です。
自立語ってなんでしたか?
自立語は、それ一語で意味が分かり、単独で文節が作れる言葉でしたね。
「活用」とはなんでしたか?
活用とは、下に続く言葉によって、語形が規則的に変わることをさします。
たとえば、「赤い」という用言(これは「形容詞」)ですが、 下に続く言葉によって次のように語形が変わります。
「赤くない」「赤ければ」「赤かろう」などですね。
また、軽く「動詞」「形容詞」「形容動詞」について触れます。
「動詞」は、動作や存在を表す単語です。ウの段で終わるのが動詞です。
たとえば、「走る」「貸す」「失せる」「蹴る」などです。
つぎに「形容詞」ですが、形容詞は、性質や状態を表す単語です。
「い」で終わるのが特徴です。
たとえば、「赤い」「美しい」「汚い」「薄い」などです。
最後の「形容動詞」ですが、形容動詞は形容詞と同じく、性質や状態を表す単語です。
形容詞と形容動詞のちがいは、「い」で終わるか終わらないかのちがいです。
形容動詞は「だ・です」で終わります。
用言の練習問題
次の用言の品詞名を答えましょう。
(1)長い (2)きれいだ (3)笑う (4)難しい (5)簡単です
分かりますか?
(1)は形容詞、(2)は形容動詞、(3)は動詞、(4)は形容詞、(5)は形容動詞ですね。