否定の意志・推量の助動詞(まい)

今回は、助動詞「まい」について学んでいきましょう。

次の文を見てみましょう。

 

「父は悲しむまい。」

 

単語に区切りますね。

 

「父/は/悲しむ/まい。」

 

「まい」が「悲しむことはしないだろう」という意味に変えています。

これを「否定の推量」といいます。

 

また「まい」には、次のような用法もあります。

 

「もう悪さはするまいと決心した。」

 

単語に区切りますね。

 

「もう/悪さ/は/する/まい/と/決心し/た。」

 

「まい」が「悪さはしないつもりだ」という意味にかえています。

これを「否定の意志」といいます。

 

 

否定の推量と、否定の意志の区別の仕方

否定の推量と、否定の意志の区別の仕方を紹介します。

文頭に、「たぶん」を入れて意味が通じれば「否定の推量」です。

 

「雪は降るまい。」

 

これに「たぶん」をつけますね。

 

「たぶん、雪は降るまい。」

 

意味が通じます。

なので、この「まい」は、否定の推量です。

 

では、「僕は絶対に泣くまい。」

 

これにたぶんをつけますと、

 

「たぶん、僕は絶対に泣くまい。」

 

おかしな文になりました。

これは、否定の意志の「まい」です。

 

 

練習問題

ちょっと練習してみましょう。

次の「まい」の意味を答えましょう。

 

ア.彼女はもう来るまい。

イ.彼に同情の余地はあるまい。

ウ.僕は会議に出席しまい。

エ.誰にも聞かせまいと決心した。

 

答えは、アは否定の推量、イは否定の推量、ウは否定の意志、エは否定の意志ですね。

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