動詞の活用::下一段活用とカ行変格活用

今回は動詞の活用の下一段活用について学んでいきましょう。

次の文を見てみましょう。

 

「ほうれん草をゆでる。」

「観葉植物をおじいさんが愛でる。」

 

単語に区切れますか?

 

「ほうれん草/を/ゆでる。」

「観葉植物/を/おじいさん/が/愛でる。」

 

どれが動詞になるか分かりますか?

「ゆでる」と「愛でる」ですね。

この二つはそれぞれ次のように活用します。

 

まず、「ゆでる」について。

 

(未然形)「ゆでない」「ゆでよう」

(連用形)「ゆでます」「ゆでた」

(終止形)「ゆでる」

(連体形)「ゆでるとき」

(仮定形)「ゆでれば」

(命令形)「ゆでろ」

 

次に、「愛でる」について。

 

(未然形)「愛でない」「愛でよう」

(連用形)「愛でます」「愛でた」

「終止形)「愛でる」

(連体形)「愛でるとき」

(仮定形)「愛でれば」

「命令形)「愛でろ」

 

語幹は、「ゆ」と「愛」であることがわかりますか?

どの活用形でも、エの段が入っていますね。

このように、すべての活用形にエの段の音が入る活用を「下一段活用」といいます。

では、次の文を見てみましょう。

 

「先生が家庭訪問に来る。」

 

単語に区切りましょう。

 

「先生/が/家庭訪問/に/来る。」

 

「来る」が動詞であることは分かりますね?

この「来る」は、次のように活用します。

 

(未然形)「こない」「こよう」

(連用形)「きます」「きた」

(終止形)「くる」

(連体形)「くるとき」

「仮定形)「くれば」

「命令形」「こい」

 

特別な変化をしていますね。

このように、「来る」は、カ行で特別な変化をするので、カ行変格活用といいます。

 

カ行変格活用は「来る」一語だけしかありません。

そのことをしっかりと覚えておきましょう。

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