使役の助動詞(せる・させる)

今回は、助動詞の「せる・させる」について学んでいきましょう。

次の文を見てみましょう。

 

「面倒なので、弟にお菓子を買わせる。」

 

単語に区切りますね。

 

「面倒/な/ので、/、弟/に/お菓子/を/買わ/せる。」

 

「せる」が「買う」に付属して、自分以外の人(ここでは弟)に何かをさせる意味を表していますね。

そのことを「使役」といいます。

 

 

練習問題

練習してみましょう。

(1)次の文から「せる・させる」を抜き出しましょう。

 

①もっと練習させてください。

②猫にごはんを食べさせる。

③子どもに絵本を読ませます。

④彼をここに来させよう。

 

 

すぐにできますか?

①は、「せ」、②は「させる」、③は「せ」、④は「させ」が答えです。

 

ちょっと解説すると、次のようになります。

①は「練習させてください。」を単語にくぎると次のようになります。

 

「練習さ/せ/て/ください」

 

「練習する」は、サ行変格活用であることに気がつきましたか?

だから、「せ」が使役の助動詞なのです。

 

②は簡単だと思うので省略します。

 

③は「読ませます」を単語に区切ると、「読ま/せ/ます」になります。

だから、「せ」が答えなのですね。

 

④は「来させよう」を単語に区切ると、「来/させ/ます」になります。

「来」が「来る」というカ行変格活用であることが分かったでしょうか?

 

 

「せる・させる」の活用

では、最後に「せる・させる」の活用を見ていきましょう。

 

「せる」の場合(動詞は「書く」)

(未然形)「書かせない」。

(連用形)「書かせて」

(終止形)「書かせる」

(連体形)「書かせるとき」

(仮定形)「書かせれば」

(命令形)「書かせろ」「書かせよ」

 

「させる」の場合(動詞は「来る」)

(未然形)「来させない」

(連用形)「来させて」

(終止形)「来させる」

(連体形)「来させるとき」

(仮定形)「来させれば」

(命令形)「来させろ」「来させよ」

 

どちらも「下一段活用」ですね。

覚えておきましょう。

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